チェコ料理レシピ第13回 チキンのクリーム煮パプリカ風味 Kuře na paprice
Ma Vlast 126 202208
チェコ料理研究家 村田祐生子
Kuře na paprice(クジェ・ナ・パプリツェ)は家庭料理の代表格。チェコに滞在中、一番最初に作り方を覚えたチェコ料理と記憶しています。下ごしらえは玉ねぎを一つみじん切りにするだけです。材料も作り方もシンプルですが、さすがお肉料理の本場の家庭の味。本格的なヨーロッパ風のメインディッシュが出来上がります。ぜひお試しください。
材料
鳥むね肉 2枚
玉ねぎ 1個 みじん切り
パプリカ粉 大さじ 2
バター 大さじ 4
サラダ油 大さじ2
小麦粉 大さじ 3
チキンブイヨン 500cc
(水500ccと固形ブイヨン1)
生クリーム 100cc
塩、コショー
<作り方>
1)鶏むね肉は両面に塩コショウで下味をしっかりつける。
2)玉ねぎはみじん切りにする。
3)フライパンに分量のバターとサラダ油各大さじ2を熱する。1)を下にして入れ、両面にこんがりと焼き色をつけ取り出す。
4)3)のフライパンに2)をいれ、透き通るまで炒め、パプリカを加え30秒ほど混ぜる。
5)別の深鍋に4)を移し、ブイヨンを加え煮立て、鶏肉も入れる。ふたをして20分煮る。この煮ている間にバター大さじ2で小麦を大さじ2を炒めルーをつくる。
6)煮えた肉をいったん取り出し、ソースに生クリームとルーを加え、良く混ぜ煮立てる。とろみがついてきたら肉を戻し入れ、さらに15分煮る。
7)肉を皿に盛り、ソースをたっぷりとかけ、ライスやクネードリキを添える。