「21世紀のチェコ文学の輪郭」 友好協会20周年記念オンライン特別講演 東京大学准教授阿部賢一先生 2024年10月31日(木)

阿部賢一先生による講演「現代チェコ文学入門シリーズ」は、一昨年から始まり「ボフミル・フラバル」、「ヴァーツラフ・ハヴェル」、そして昨年の「ミラン・クンデラの中欧論」と3回にわたり、作家を中心に取りあげていただきました。

今回、日本チェコ友好協会発足20周年を記念しての特別講演をお願いしたところ、「21世紀のチェコ文学の輪郭」を演題に、現代チェコ作家などの異文化とのかかわり、とりわけ日本との関係など新たな視点からのお話しをしていただけることとなりました。

詳細は、以下です。オンライン講義なので日本各地、或いは海外に在住の方のエントリーも大歓迎です。講義の中での疑問点やご質問などはチャットでお受けしています。会員の方のみならず、一般のみなさまの多くのご参加をお待ちします。

主催:    日本チェコ友好協会 

後援:    チェコセンター東京   

日時:             2024年10月31日(木)午後7時から8時

講師:             阿部賢一 東京大学准教授

開催方法:        Zoomシステムによるオンライン講演会(スマートフォンでも参加可能)

演題「21世紀のチェコ文学の輪郭」
先生から頂いた概要は以下の通りです

21世紀も四半世紀がすぎ、かつては東欧と呼ばれていたチェコも、中欧の一国として認知されつつある。文学においても、これまでは、社会主義時代をどのように清算するかという傾向が強かったが、近年のチェコ文学の様相はだいぶ変わりつつある。その変化の一つが異文化の要素を取り込む傾向であり、なかでも日本文化は重要な役割を担っている。ミハル・アイヴァス、マルケータ・ピラートヴァー、アンナ・ツィマなど、現代作家は日本を舞台にしたり、日本文化を題材にした作品を次々と発表しているからである。今回の講演では、現代チェコ文学の紹介を通して、チェコと日本の関係がどのように深化しつつあるか、検討を加えていきたい。

参加費:             1000円

参加者の方には講演当日にURLを送付します。先着100名で締め切ります。

参加費振込先:   三菱UFJ銀行 渋谷支店 普通 3524843 日本チェコ友好協会会長 髙橋恒一 または三井住友銀行 渋谷駅前支店 普通 3511197 日本チェコ友好協会会長 髙橋恒一